公認会計士といえばハイスペックで高年収!モテモテな職業ですよね。
マッチングアプリでも士業はやはり人気があります。
今回はそんな公認会計士の男性とペアーズでマッチングしたMさんの体験談をご紹介します。
アプリにこんなにハイスペ男子がいるんだ!30代半ばで年収1,000の彼に夢中
- 年齢:33歳
- 仕事:公認会計士
- 年収:1,000万
- 身長:180㎝
- 見た目の印象:長身で細身。清潔感があるスーツ姿でかっこいいと思いました。
結婚するなら30歳までに・・・と思いながらも、結婚に至るような恋愛ができず27歳になった私。
焦りの時期はすぎて、どこか開き直りながら、婚活パーティーに出掛けたり、アプリでやり取りをしたりしていました。
そのとき既に婚活は3年目に突入し、たくさんの人と出会ってたくさんの絶望を繰り返していました。
今思い返せば、立派な婚活うつだったと思います。
そんな中、久しぶりにアプリでいいねをもらったのが年収1,000万円で33歳の男性でした。
それまでの経験で、30代後半で結婚していない男性は、非正規雇用で低収入だったり、性格に難ありだったりすることが多かったので、警戒していました。
年齢も33歳の男性なら問題ないかもしれない・・・!そう思いました。
迷わずいいねを返し、公認会計士のKさんとやり取りを重ねていきます。
メッセージで意気投合。共通の趣味があったから、盛り上がったデート
私の趣味は、サッカー観戦なのですが、彼もペアーズの中でサッカー好きのコミュニティに入っていました。
メッセージのやり取りでは、地元のサッカーチームの話をして盛り上がりました。
かなりマニアックな細かい話が多かったように思いますが・・・
それまでアプリで出会った方と、サッカーの話をしたことがなかったので、とても嬉しかったのです。
ちょうど、Kさんとやりとりをしていたころ、J1の有名選手が移籍してきて、チームが盛り上がっており、一緒に観戦しようと、デートの約束をとりつけました。
私は普段は受け身なタイプなのですが、彼に対しては、積極的でした。
まだ会っていない段階でしたが、私は彼に対して好意があったと思います。
私の誘いを彼も喜んでくれて、チケットを用意してくれました。
当日は、チームのユニフォームをお互いに着て、観戦しました。
彼は仕事終わりでスーツだったのですが、ジャケットを脱いで、ユニフォームを着てくれました。
それがなんだかとても嬉しくて、もう完全に好きになっていました。
そして、自然と交際することになりました。
私は一般企業の普通のOLなのにいいのかなと思いましたが、彼からの「結婚を前提に、付き合ってくれるかな?」という言葉に、すぐOKを出しました。
交際3ヶ月で彼の両親に会った私。価値観の違いに違和感・・・
彼は仕事が忙しく、休日の出勤もたびたびあるようだったのですが、それでもほぼ毎晩電話をかけてくれて、週に一度は短い時間でも会うようにしていました。
そして、初めてのデートからもうすぐ3ヶ月というところで彼から「うちの両親が会いたがっている」と言われました。
思っていたより早く、そういう話が出たので驚きながらも、もしかしたら結婚への流れかもしれないと思い、受け入れました。
私は、きっと立派なお家で、きちんとしたご両親だろうと思い、自分の身なりに気を付けて支度をして行きました。
お渡しする手土産は、評判のいいものを用意し、清楚そうな白いワンピースを着ました。
彼の車で向かったのは、飲み屋街の近くの住宅でした。
彼が車を停め「ここ」と言ったのはいわゆる長屋といわれる瓦葺の小さくて古い平屋でした。
私は、彼の職業や年収から、ご実家を想像していたので、少し驚きましたが、そんな素振りは出さないように気を付け、玄関へ向かいました。
玄関で彼が呼んでも、誰も出てこられず、彼に促されるままお邪魔すると、肌着姿の男性と、エプロンをつけた女性がおられました。
彼は「彼女連れてくるって言ってたじゃん」というと、彼のお父様が「こちらにどうぞ」と言われ、私は食卓の椅子に座りました。
部屋はどこかカビのような匂いがして、目に入ったキッチンには、使い古した鍋や食器が置かれたままになっていました。
想像していたのとは違う・・そう思いました。
彼のお父様とお母様からは、私の仕事のことや、きょうだいのことを尋ねられ、30分ほど話しました。
彼のご両親が望んだ結婚相手の基準・・・元カノとの比較されガッカリ・・・
私は、どことなく違和感を感じながらも、それが何なのかはっきりしないまま、また彼と週末のデートで会うことになります。
そして彼に「ご両親は何かおっしゃってた?」と聞くと、彼が動揺しているのがわかりました。
言葉を選びながら、彼は話し始めました。
彼には、半年前まで付き合っていた弁護士の彼女がいたこと、その彼女にはフラれてしまって結婚は出来なかった。
しかし彼の両親は、その女性と結婚することを望んでいたことを話してくれました。
その時点で、私の心はもうざわざわしていて、本心はもうそれ以上聞きたくありませんでした・・・
そして最後に彼は「もっといい人がいるんじゃないかと言われた」と言ったのです。
今でも忘れられません。
私は、特に資格もなく、収入も平均以下のただのOLです。
最初から、私には見合わない人だと思っていました。
なのに、彼の親御さんからそれを指摘されると、苦しくてたまりませんでした。
彼と別れるのは正直考えられませんでした。
悩んだ私は、自分の両親に相談しました。
両親は「そういうことを、そのまま伝える彼もどうかと思う」「結婚を喜んでくれるお家に嫁いだ方が幸せなんじゃないか」と言われました。
確かに、両親から言われたことをそのまま伝えることで私が傷つくことは分かっているのに、それを想像できない彼と、一緒にやってくのは難しいかもしれません。
でも、すぐには諦められませんでした。
彼に見合う女性になるために、ご両親に認めてもらうために、私も資格を取るために勉強をしようとか、いろいろ考えました。
2週間ほど悩みましたが、私に合う人は他にいるのではないかと思うようになりました。
それまでは、彼のことが好きで、彼の悪いところは目に入らなかったのですが、気を付けてみるようになったら「この人は無神経なところがある・・・」と思うようになり、徐々に冷めていきました。
そんな自分に気づいて、自分から別れを切り出しました。
自分の決断は間違っていなかったと思っています。
最後に
資産家や代々続くお金持ちの家では相手の家柄をみることはありますが、彼のお家は普通の家庭のようですけどね。。
よっぽど以前の彼女のことを気に入ってたのでしょうか。。
しかし、Mさんのご両親の言う通り、結婚を喜んでくれるお家に嫁いだほうがあとあと幸せですし
むしろ早くそういったご両親の考え方が分かってよかったのではないでしょうか。
最初は感じがよくても、あとあと義理実家とモメるお嫁さんはご万といますからね!
早く分かってよかったよかった!
結婚してから苦労するのが目に見えてますからね。
Mさんの幸せを願っています!
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