幼児教育・保育の無償化が2019年10月からついに始まりましたが、まだまだいまいちよく分からないな??と思っているママも多いのが現状です。
これから保育園を考えているママや、保育園と幼稚園で迷っているママもいるかと思います。
そもそも本当に安くなるのか?園によって違うのか?などなど疑問は多いですよね。
今回は子供を保育園・幼稚園に通わせているママ12人にどのように変わったのかなどを伺ってみました!
幼児教育・保育の無償化でどう変わりましたか?
無償化で変わった事は、今はまだ、授業料も引き落としされており、4月頃にお金が返ってくるとの事なので、お金の面では未だ、変わったという実感はありません。
授業料の金額は何の変わりもありません。
幼稚園では、給食なのですが、給食費等は、無償化の対象ではないということなので、その辺りの変更も何もありません。
私の友人の通わせている幼稚園では、無償化の前に、授業料の金額が値上がりしたと言っていました。
保育内容には、何の変わりもないようですが…入園料も無償化の対象なので1年で割って、授業料にプラスして、月の無償化の対象の額が決まっている為、家庭での負担には、ならない金額まで授業料を値上げするという園もあるようです。
そういった事がなくて、良かったと思いますが、全国的に見てもそのような値上げをしている園もあるように感じます。
その影響なのか、国の予算も不足しているようです。
無償化によって、家庭の負担が減るのはとても助かりますが今までのような手厚い保育内容なのも何も変わらずいて欲しいと思っていますが無償化については本当に良かったのか、少し疑問に思うところもあるのが本心です。
(みーママ/32歳)
とにかく国のお金は無駄に使って欲しくないですからね。
3歳の子は月々の保育料はなくなりましたが、ご飯の主食代もともと6000円程度だったのが8000円になり高くなりました。
他の保育園で使用するノートや鞄などは変わらず自費なので特に保育料の他に変わったことはありません。
子育てしている世帯には無償化はとても助かりますが本当にお金に困っている人は0〜2歳の子育て世代にも多いので0歳から無償化対象でもいいのでは…と思いました。
また、無償化のために引き上げられた消費税ですが、子育てしていなかったり、小学校に上がって、もう保育園など関係なくなってしまった家族にとってはあまり関係なく、今後保育園の無償化になった2年間よりも長い人生を生きていく中で結局消費税が上がってしまうとトータル的に見たらマイナスになるんじゃないかなと思いました。
無償化が始まりましたが、相変わらず待機児童も保留児童も多く、働きにくい社会なので保育園の質を低下させないまま保育園の数を増やしたり、保育士育成なども進めて欲しいなと思いました。
(おはぎもち/27歳)
園で支払う金額は、保育料の3万4千円から給食費の主食代5000円、副食代の1500円の6500円の支払いになったため、無償か前と比べて9割以上も安くなりました。
以前と変わった点は、今までは口座引き落としでしたが、無償化になってからは月初に請求される形となり、
保育園に直接手渡しで費用を渡すところです。
無償化について思うことは、所得によって費用が変わることが無くなったので、所得が増える年の保育料について不安な気持ちになることがなくなり、精神的に楽になったところです。
ただ、私の娘の保育園は、ひとり親家庭や生活保護を受けている人も今までは無料から2000円で済んでいたのが、同じ金額を保育園に納めなければいけなくなったため、今までよりも費用が高くなったと嘆いている人もいます。
来年から給食費も無料になるように政府に申請をする動きも出ているそうなので、せめて今までよりも費用が高くなってしまった方だけでも無料にしてほしいと思います。
(まりちむ/27歳)
園の説明では、一定の基準を満たしているといるので内閣府から補助金を受けているといるということで、当初は1人あたり定価の保育料約80000円→約40000円を支払っていました。
この度無償化がはじまり、認可外園も補助金によって保育料が一部軽減されることになりました。未満児の保育料は認可園同様変わらず(住民税非課税世帯などはは少し軽減されるようです)、3歳以上は約1万円が軽減されるそうです。保育料の変更については園から何回か通知のお便りをいただきました。
個人的にはもう少し負担額が減るかなーと思っていましたが、少しでも軽減されたのでまあいい方かと思います。月3万円はそれなりに大きいですが、保育園のおかげで働けているので払えない額ではありません。
送迎の問題もありますし、園のカリキュラムもいいと思っているので、私は子供たちを転園させるつもりは全くないのですが、転園を予定しているお家もあるみたいです。親同伴の行事に行くと、顔見知りのお母さんなどと保活してますか?とか転園しますか?とかよく聞かれます。
(りんご/33歳)
幼児保育の無償化の前は給食費と保育料がかかっていたのですが、無償化によって保育料が無料になり現在は給食費だけになったため個人的にはありがたいと思っています。
ただ、子供が通っている公立の幼稚園は14時お迎えで延長保育がないので、無償化になった年以降から入学園児が減りました。
保育時間の長い保育園に園児が流れているようです。
元々園児がそんなに多くないので、園児数の減少によってPTA費が減少し、役員の方は会計のやり繰りに四苦八苦しているようです。
無償化によって恩恵は受けているものの、保育園と幼稚園の差は依然として存在しているように感じています。
また公立で給食費も限られているため、半分はお弁当、その他はパンなどあまり栄養足りてるとは言い難い食事内容です。
保育園によっては、全日給食でかなり栄養もかなり考えられている園もあります。
こういった差をどう埋めるのか、市や県、国などももう少し細かい対応をしていただきたいなと思います。
(kurumi-pan11/35歳)
10月からの無償化を前にして、4月から2000円程度保育料が値上りしました。
その為に副食費も混みになったため、月々3万円ほど円にお支払いしています。のちにこの料金は保育料の2万4000円までは返ってきますが少しばかり負担が増えました。
他に変わった点は、早朝保育に以前よりも力を入れ始めたところです。
設定保育が始まる前の時間に運動があったりしていてなかなか楽しそうです。
他には職員さんの数が以前よりも少し増えました。そのため見ている目も増え良かったと思います。
あとこれは嬉しくない変化なのですが、幼い子たちの預かり保育をしてくれていて助かっていたのですが、それがなくなったようでした。
ただでさえ幼い子の枠がなく、預かりで凌いでいた保護者もいたでしょうに、なくなってしまってとても残念です。以前のように簡単に放課後の預かりも利用しにくくなったのもすこし大変です。
(ポリコ/31歳)
しかし離婚後は会社員の両親と同居しているので、子供の病気などで欠勤や早退など時短で働くこともあり収入は多くなく、私の収入が少ないことで同居している会社員の父親の収入額で保育料が決められてしまいました。
両親とは世帯を別けていますが、住登録住所は同じです。地域の自治体により、子供が通園している保育園は年中以降の上限は26,000円のため、無償化前まで毎月支払っていました。
無償化以降は、約5,000円の給食費を支払うことになる可能性があるとの内容の通知が役場から届きましたが、基本的に私は非課税世帯のため給食費を支払いが免除になりました。
離婚後は世帯を別けて両親と同居していても、保育料の他に、ひとり親手当てを貰える資格はなく、保険料の3割負担も一般家庭と同じのため、給食費も当然支払うことになるだろうと思っていたため完全免除になったことには驚きました。
(ハルコ/37歳)
ですので世帯年収はそれなりにあると思います。
この度、職場に在職証明を書いてもらい、はれて我が家も無償化になりました。
現在の状況は私の子供が通う認定保育園に関して、給食費は払っています。
それに雑費、絵本代や今月ありましたクリスマスプレゼント代などは払っています。それでも無償化になる前よりはるかに払う額は安くなって家庭的には本当に嬉しいです。
私が思うことに無償化になる前後で変わったことですが、特に変化はないと思います。
それで保育の質が変わったような感じはないですし、まわりの保護者も特になにも言っておりません。
まだその点に関しては3カ月弱なのでなんとも言えないところがあるとは思いますが。
ただ知人の保育士さんからしたら無償化は必ずしもいいことではないと言っていました。
待機児童の問題など保育士不足の問題そこを改善していかないといけないと言っていました。
(りゅう/39歳)
無償化が導入された10月からは2人で保育料、給食費など合計で45000円ほど支払っていたものが18000円ほどになりました。
今までの半額以下になったのでとても驚いています。
内訳では幼稚園に置いてある絵本などの図書費や冷暖房費などが少しばかり値上がりしましたが数百円のことなので気にならない程度です。
幼稚園では3歳の誕生日を迎えていれば年々少(4年保育)でもこの無償化が適用されるそうで10月になってから年々少クラスの園児が急増し、先生の配置換えなどもありました。
同じ無償化でも保育園だと年少からしか対象にならないそうで転園で新しく入っていた子もいるようです。
幼稚園でもこの制度について保護者向けな説明会が春にありました。その際に延長保育の保育料も上限はあるようですが無償化の対象となるとアナウンスがあり、お仕事をされているママさんたちから歓喜の声が上がっていました。
(エビフライのしっぽ/39歳)
上の子は年中なので無償化の対象、下の子は3歳児未満なので無償化の対象外なのですが、やはり無償化になると親の負担はかなり減りますので助かっています。
ですが本音で言うと、3歳児未満も対象にしてほしかったです。
同じ保育園に通わせているのに、半分の子どもたちだけ無償化、一番手のかかる小さな子たちだけは変わらず有償、というのは正直疑問です。
また、無償化と同時にこれまでかからなかった副食費(おかず代)がかかるようになり、その分は負担増となりました。
保育料に比べると微々たるものかもしれませんが、完全無償化ではないのも政治のズルい部分だと思います。
確かに保育の無償化で実際に助かってはいますが、まだまだ誰もが満足できるような制度ではなかったな、というのが正直なところです。
保育士さんへの給与アップや保育園自体の増設などの方が急務だったのでは、と思わずにはいられません。
(まみ/30歳)
ただ、3歳以上の園児が対象となっているので、0歳児から2歳児はこれまで通りの負担で、これから保育園に入園させたいと考えている家庭にとっては最初の金額的には変化がないのではないかな、と思います。
幼児教育・保育の無償化により、少子化に歯止めがかかればよいとは思うのですが、それによって教育の質が下がったり、保育士の人数が減らされたりして十分に子供の保育ができなくなるのではないかが心配です。
現在は保育所の数がまだ少なく、待機している子供達もいるので、無償化の他にも保育所の数を増やすとか、共働きの家庭も沢山あるので、開園時間を延長する・休日保育を実施している施設を増やす・病児保育できる施設を増やすなどの対策をとってほしいと思います。
また、園で働く保育士にとって働きやすくなるような環境であってほしいと思います。
(jerry/37歳)
幼保無償化で基本の保育料(3万代)が無料になったことも嬉しかったのですが、通常の幼稚園保育の時間以降の預かり保育代(7000円)も無料になったことは、想定外で二重に嬉しかったです。
他の給食費や幼稚園バス代、遠足代などは別途支払いはあり、完全に無料になるとは言えないものの、育休明けで復帰した0歳代から毎月数万(1番高いところで6万代、安くても4万弱)払うのが当たり前だった身からすると、気が抜けるように支払いが楽になった気分です。
上の子は無償化の恩恵は数ヶ月しか受けられなかったのですが、次は下の子が数年後に幼稚園に入る予定なので、そうなると初めから無料になると思うとすごく楽しみです。
ただ、うちは4学年差なので、来年度は上の子が小学生になる、下の子が年少さん(幼保無償化の恩恵が受けられるようになる学年)より下の学年(保育園)という兄弟なので、来年1年間は第2子割引も受けられなくなるので、下の子については今年度よりも保育料が高くかるのかなぁと今から震えています。
(nkmママ/37歳)
まとめ
テレビのニュースでも、幼児教育・保育の無償化での便乗値上げが取り上げられていましたが、回答いただいたママさんの幼稚園・保育園でもあったようですね。
無償化は嬉しいけど、もうちょっと保育園を増やしたり保育士の確保をしてほしい!という声も何名かから上がっていました。
でもやっぱり家計的には数万円という単位のお金が浮くわけですから、やっぱり助かる!ということろがありますよね。
特に幼稚園ではバス代、給食代、イベント代など園によってさまざまですので、
「無償化だからどこも同じ!」と思わずにしっかりと下調べしておきたいところですね。
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