ママ友に「お金貸して」と頼まれたことのある４人のママに体験談を聞いてみた！

そのママ友は、同じ産院で数日違いで出産しました。
ご飯を食べるときに、みんな一緒に食べる病院だったので、そのママ友といつも一緒に顔を合わせるようになりました。彼女は明るくおしゃべりで、となりに座ることも多かったため必然的に話をするようになりました。
退院までに意気投合し、連絡先を交換して、それから連絡をとるようになり、お互いの家を行き来するようになったのです。
付き合いが1年半くらいになった頃、彼女はしきりにお金の話をするようになりました。
旦那さんがサービス残業ばかりで収入が少ない、とか、実家が遠いからお金がかかりすぎて帰れないとか。
その時はそうなんだ、大変だね、と聞いているくらいでした。
ある日、カフェでお茶でも飲もうということになりました。彼女がうちの子を見ていてくれるというので、私が代表して飲みものを買いに行ったんですが、戻ってきても支払う様子がないのです。あれ？と思いましたが、彼女は全く払う様子がありません。
◯◯円だったよ、コーヒーと伝えると、あっ、ごめん、今払うと払ったのですが。
そんなことがなんどか続き、おかしいなと思うことがありましたが、とりあえず気にしないでおきました。
お金がない、という話はその後も何度か聞きましたが、ある日、突然、「話したいことがあって」と言われ会いました。
彼女によると、旦那様の給料が少なくてカツカツだから、少しお金を貸して欲しいということでした。
いくら足りないの？何か入り用なの？と聞くと、言葉を濁していました。
おかしいな、と思って追及してみると、実はディズニーに行きたいんだけど、旦那さんに内緒で昼間行きたくて、お小遣い欲しいとはいえないとのことでした。
私はおもわず、は？といいました。
毎月のやりくりが大変で、というならばまだ考えようもありますが、ただ遊びのために、しかも旦那さんに内緒でいきたいからと言う理由に呆れました。うちは内緒のお金は貸せないよ、と伝えました。それ以降は、必要な挨拶だけしています。
貸してくれと言われるのは、隙があるのかもしれませんが、断固断ることが必要です。
（新米ママ/42歳）

保育園のクラスが同じママがおり、その人と帰りが一緒な時間になるため話すことがちょこちょこあり連絡先を交換することになりました。
プライベートでも会うようになり、お互いシングルマザーなので困った時は助け合いながら距離を縮めていきました。
彼女は子供が3人いて日頃からお金がないと言っており、一番下の子の父親とは入籍はしておらず単身赴任先で彼女を作ってしまいその相手との子供ができそのままその女性と結婚してしまい、養育費をもらっていないと聞いていました。

するとある日突然、相手のお宅にお邪魔していたのですが改まって話があると言われ、話を聞いてみるとお金を貸して欲しいとの申し出がありました。
その時はお金がなく、子供の父親からも金銭的な援助がないため可哀想だなと思ったのですが金銭関係の話なので、その場では話を聞くだけで終わりましたが、その後もずっとお金がない話を聞かされしばらくして再びお金を貸してほしいと言われました。
ですがこちらも生活に余裕があるわけではないので断ることにすると、連絡はきますが会おうとは言われなくなりました。

1年もするとその人の連絡先が変わっており、連絡を取ることもなくなりました。
冷静になってよく考えてみると、その人はお金がないと言う割には食べ物の食材に拘ったり、頻繁に子供の洋服を買う様子があったので言うほどお金に困っていないのだろうかと感じ、今となっては貸さないという選択をして正解でした。
そして現在では交流は1度もありません。
お金を貸すと言うことはそのお金は自分の手元に戻ってこない可能性が高いですし、金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように相手は自分から引き出せるだけお金を引き出し、用事がなくなれば消えていく人が多いと思います。
なので、もしも貸してほしいと声をかけられた時、自分が失っていい金額であれば勉強代として上げてもいいかもしれませんが、貸してしまうと相手も癖になってしまうので貸すことは全くおすすめできません。
（くま/26歳）

ママ友とは、子供の保育園で知り合い、当時はまだ2 、3年の付き合いでした。
友達になる前から、このまま朝の事はよく見かけることがありました。
というのも、誰にでも気楽に話しかけ声が大きく、保育園にいても結構目立つ方だったのです。
友達になる前は、どちらかと言うと少し雑なイメージを開いていました。

少し親しくなったのは、保育園の役員で一緒になったからです。一緒に買い出しに行ったり、行事を進める上では、とても頼りになり、楽しく役員をすることができました。
それから、1年ほど経った頃に急にお金を貸してと言われたことがありました。
理由は、今週末に、旦那さんの両親が来るけれども、食事代など色々とお金がかかるけれど、給料日前で、困っているといったような少しざっくりとした内容でした。
そんなに親しいママ友でもなかったことと、貸してほしいと言われた金額が50,000円ととても大きかったため、丁重に謝りお断りしました。
ママ友は、私からの断りの返事を受け、表情や態度には示さなかったものの、私の目を見ることもなく、そそくさと、明るく立ち去っていきました。

しかしそれから保育園であっても、無視されるようなことがあったり、私を避けているような感じがしました。
私も、特別親しくしたかったわけでもないので、そうそう気にすることもなく過ごし、それ以降、今まで以上に疎遠になってしまっていました。
他のママ友から噂で聞いた話によると、このママ友は、いろいろな人からお金を借りていたそうです。
何か家庭の事情があったのかどうか分かりませんが、あまり信用はされていなかったように思います。
いくら親しいママ友とは言え、親しくないママ友はもちろんのことですが、お金の貸し借りは、たとえ小額であってもなるべく避けたほうがいいと思います。
明らかに今必ず必要であり、その日のうちに返してもらえると言う約束がほぼほぼ確定している場合は別ですが、そうでない場合は、お金を貸すと言う行為または貸してもらうと行為は避けたほうが、今後の人生のためだと思います。
（みかん/40歳）

長女が保育園に通っていた頃、同じクラスの子のママと仲良くなりました。同じワーキングママで年齢も近く、初めての子育てと、何かと共通点が多くて知り合ってすぐ仲良くなった彼女。
長女が保育園を卒園してからも、会う頻度は減ったものの、メールのやりとりや時々プレイデートをしたりと連絡は取り合っていました。
そんな彼女からある日「会って話したいことがある」と連絡がきました。こんな事初めてだったので、何か悩んでることがあるんだなとすぐ分かりました。仕事の都合を合わせて会うと、旦那さんと数ヶ月前に離婚していたことを打ち明けられました。
お互い忙しくて、しばらく会っていなかった間に離婚していた事にすごくびっくりしましたが、その後のお願いに更にびっくりしました。
「離婚して引越資金でお金を使ってしまい、離婚で財産もほとんど分けてもらえなかった。必ず返すから5万円貸してほしい」ということでした。
正直、友達からお金を貸してほしいと言われた事が今までなく、初めての事で戸惑いました。でも長女が保育園の頃から5年の付き合いの友達。彼女がこんな事お願いするというのは本当に困っている時だと分かったので、貸すことにしました。
彼女も働いているし、いつか返してくれるだろうと思いましたが、返ってこなくてもいいくらいの気持ちで貸しました。もし、他のママ友からのお願いであれば断ったと思います。でも信頼関係がしっかりある彼女からの、緊急事態でのお願いだったので承諾しました。
友人間のお金の貸し借りは基本、反対派ですが、友人の本当のピンチの時、助けてあげたい気持ちがあればいいと思います。でも貸すなら、貸したお金が返ってこなくてもいいくらいの気持ちで貸すことをオススメします。
貸した5万円は3か月後に返してくれましたが、その後の付き合いは全く変わらないもので、今も仲良くしています。彼女のピンチを微力ながらも助けることができて、嬉しく思っています。
（かな/36歳）