幼児教育が一般的になった今、高学歴の人は小さい頃「どんな習い事をしていたか」や「自分の子供には何をさせるのか」というのは気になりますよね。
もちろん子供が興味をもったものをさせたいところではありますが、まだ幼少期の子たちには興味づけも必要に思います。
そこで今回は、高学歴の方5人に「子供時代の習い事や勉強はどのようにしていたか」と「自分の子供には何をさせますか?」というアンケートをしてみました!
小さい頃の習い事は全て自分から言ったもの
出身大学
California Sate University, Long Beach
3歳〜16歳までバイオリン、4歳から15歳まで日本舞、11歳〜15歳まで英語のリーディングクラス、15歳〜17歳までネイティブによるマンツーマン英会話。
小さい頃の習い事は全て自分でやりたいと言って習わせてもらったようです。
当時母は私の習い事の送り迎えと付き添いで平日はほぼ毎日休みなく一緒に戦ってくれていた印象です。
2年に1度の日本舞踊のおさらい会は今だからわかることですがご祝儀諸々費用もそれなりにかかっていたので両親の応援と支えがあったからこそできた習い事だと感謝しています。
バイオリンは留学を機に辞めることになってしまったのですが、海外に行っても音楽と楽器で人とつながることもできたのは長くレッスンに通わせてもらったからだと感じています。
英語は早くからネイティブの先生のレッスンを受けさせてもらえたことで留学当初から現地の方にも発音だけは褒められていました。
11歳の時に始めたリーディングのクラスではディズニーストーリーの白雪姫、ピーターパン、シンデレラなど数多くの本をひたすら読むというレッスンでした。わからない単語があっても暗記するまで読み込むという練習を続けたことで大学時代初めて勉強する分野の本や読み物もスラスラ読むことができるようになっていました。
子供には幼少期から英語と日本度両方選べる環境にしている
家での子供との会話言語は幼少期から英語と日本語両方を使用します。本やテレビ番組も英語と日本語どちらでも選べる環境にしています。
学校はインターナショナルスクールに通わせますが、それ以外は特にこれといった教育方針はありません。
日常的に出来るだけたくさんお喋りして言葉でお互いの出来事を伝えあったり意見を交換したりと小さい頃から大人と話すように接しています。
出来るだけ色んな世界だけは見せてあげたいと思っているので外出や国内外の旅行にはできるだけ連れて行き、イベント毎は盛大にしてあげます。その中で体験したことや経験から何かを感じてくれたら良いなと思っています。習い事は強制的に何かをさせるのではなく、日々の興味からやりたいと思ったことを何でもさせてあげたいと思います。
進路や大学もこれからどの分野に進むのか、どの国の大学に行きたいのかどこであっても本人の意思を尊重して最大限のサポートをしてあげたいと思っています。
気付いたら「こどもちゃれんじ」をやっていました
出身大学
慶應義塾大学文学部
3歳~小学校入学まで、こどもちゃれんじをやっていました。
親が「こどものときはとりあえずこどもちゃれんじやらせておけばいいか」と考えたらしく、自分でやりたいというよりは、気付いたら親と一緒にCDを聞きながらテキストを見たりということをしていました。
また、4歳~ヤマハ音楽教室でエレクトーンを習っていました。
母親が自分が子供の頃に、お金持ちのクラスメイトがピアノを習っていたのが羨ましかったらしく、自分の子供にはピアノをやらせたい、という願望によるものでした。
ピアノでなくてエレクトーンだったのは、集団クラスで音楽の楽しさにとりあえず触れされ、音楽に興味を持つようであればピアノに移行させようと思ったようです。
エレクトーンは2年ほど続け、クラスが解散となってしまったことをきっかけにピアノに移行しました。
ピアノが好き、というわけではなかったのですが、なんとなく惰性で10年ほど続けていました。
また、ヤマハ音楽教室で同時に開催していた英会話のクラスに3年ほど通っていましたが、こちらは完全に親の意向であり、あまりその時の記憶はありません。
自分の子供にさせたい習い事は3つ
自分の子供にさせたい習い事は3つあります。
一つはピアノです。
自分はあまり熱心に練習をしなかったので、初歩的な曲しか弾けるようにならなかったのですが、東大に進学する子はピアノを習っていた子が多いという報道を見てから、ピアノを習わせたいと思うようになりました。
2つ目は書道です。自分が恥ずかしながら字が汚いというのと、字がきれいというだけできちんとした人という印象を持たせることができるので、字がきれいなことに越したことはないと考えるからです。
また、書道で集中力をつけさせたいという思いもあります。
3つ目は水泳です。自分がまったく泳げず、水泳が嫌い過ぎて、プール施設がないというだけで自分にまったく合わない校風の学校を選び失敗した経験があるので、せめて自分の子供にはそんなバカな経験をしてほしくないです。
また、水泳をすることで心肺機能が鍛えられるのではないかと思うので、心身ともに鍛えられるかなと思うからです。
親にZ会をすすめられて勉強の面白さに気付いた
出身大学
順天堂大学医学部 (慶應経済にも合格しています)
7〜9歳水泳
10歳z会
11〜12歳日能研(中学受験の勉強)
z会を親に勧められて行ったのがきっかけで勉強の面白さに気づきました。
小学校では成績上位の方でしたが、逆に学校の内容がつまらなく感じられていましたが、中学受験用の勉強を行うことで、難しい問題に出会い面白味を感じました。
翌年からは日能研に通い基本的に塾で勉強していました。
国語は様々な文章を読み、その感想や要約を書く。
漢字やことわざなど語彙を強化するといったことを行っていました。
算数は問題集を繰り返し解いて、解法をインプットしました。
理科は図表などを用いてイメージを利用して理解しました。
社会の歴史では歴史漫画や歴史アニメを見て大まかな流れを理解し興味を持つところから始め、次に年号や地名など細かいところまで覚えるようにしました。地理は地図帳をよく見て各地の特徴と場所を結びつけていました。自治問題はニュースを見て特に騒がれていたものを理解できるようにしていました。
結果的に御三家に合格しました。
医学部でも英語は必要!小さい頃からやらせたい
基本的には子供のやりたいことをやらせます。
スポーツなどを行うことで、海外留学の際にコミュニケーションが取りやすくなるし、様々な子と関わることで視野が広がるからです。
また、何事も経験させることで将来の幅が広がると思うので本人がしたいことを優先したいです。
勉強系の習い事は強要しませんが、ただ英語塾は勧めてみます。
小さい頃から英語に親しむことで、英語耳が育つため大学受験にも有利です。
実際私の周りには英語を習っていた子達が多く、その人たちは発音も綺麗でリスニングも高いスコアを出します。
特に医学部では英語の論文を読んだら英語でプレゼンをするという機会が多く、英語の授業に重きを置かれているため、幼少期に英語の勉強を行うという経験は貴重なものになると思います。
また、極端に子供が勉強嫌いでない限り中学受験の提案はします。
私自身、私立の中高一貫校に通いましたが、家庭環境がしっかりしていて、友達の質が良く、周りに感化され学んだことも多かったため、また、知的な友達が多くとても楽しい時を過ごせたため中学受験は是非してほしいと思います。
勉強机はなく、リビングで勉強していた
出身大学
早稲田大学教育学部
ピアノ 5〜14歳
プール 6〜12歳
野球 8〜12歳
塾 10〜15歳
親は基本教材を用意するだけで特別に何かを教わったことはない。
とりわけ変わっていたこといえば、勉強机がなかったのでリビングで勉強、宿題をして親の目の届く範囲でだけ家庭学習を中学生の前半までしていました。
最初に得意だと感じたのは数学でした。
夢中で数式を解いている時間が好きになった理由だと思います。
高校からは英語が得意になりました。一番の苦手科目でしたが、良い先生との出会いで一気に英語が好きになれました。
上記重複になりますが、勉強する場所と時間が決まっていたことが勉強と遊びの切り替えがうまくできていたと思うのでそこの教育方針に関しては感謝してます。
自分で塾選びやそのほかやりたいことに関して自由にやらせてくれたことに感謝してます。(兄には教育を徹底して失敗したのが多分に多い気がしますが。)
子供にも勉強する場所を決めさせる
一人で勉強しないことを教えます。
親の方針で自分の部屋に勉強机を置かずに親の前で勉強することを推奨されていました。
また浪人時代に関しても、図書館で友達と集まり一日中勉強して家では全く勉強をしてませんでした。
高校の1.2年生の時は一人で勉強をしていました。
そこからは勉強量、質共におちクラスで最下位の成績をコンスタントにとっていました。
そこから塾に行くようになり友達と勉強することを覚えて成績を上げることができました。
もう一つ子供に教えることは勉強する場所を決めておくことです。
私の場合は小学生から中学生の時はリビングの机と学校の図書館だけ勉強すると決めてました。
そこの場所以外では遊びに専念しておりました。
浪人時代は図書館、塾、電車の移動時間と決めておりました。
結果場所で、決めることで勉強とそうでない時の切り替えがうまく行き、勉強しなければと苛まれるようなことは全くない環境作りができていました。
もう一つは運ですが、良い出会いです。
尊敬できる人がいればとことん吸収して欲しいです。
小さい頃は物心ついた頃から公文
出身大学
早稲田大学 文化構想学部
物心ついたくらいから小学校高学年まで公文で算数と国語をやっていました。
小学校にあがってからベネッセなどの通信教育系も少しやらせてもらいましたが、合わなくて結局公文一本になりました。
公文は特に算数で功を奏した感覚があって、小学校にいる時から中学校の数学をかじることができたので、学校の授業がとても楽でした。
母曰く、英語も少しかじっているらしいのですが、私自身は全く記憶がなかったのであまり合わなかったのかも知れません。
公文以外には姉の影響でピアノと水泳をやらせてもらいました。いずれも小学生中学年くらいに少しだけなのですが、ピアノは今でも弾きますし水泳では自分の性格を知れたように感じるので有意義な時間だっだと感じます。
中学生に上がってからはしばらく習い事はせず、中学3年生くらいから1年間受験のための塾に通いました。
高校時代は初めから私立に絞っていて、教科ごとにそれぞれで評判の良い違う塾に通って勉強していました。
子供には発想力や根性を身につけてほしい
私の場合は時代的にも、学歴を得られたことで、多少のアイデンティティや優位性を得られたように感じるのですが、子供の世代は学歴がどのくらい幅をきかせるのかわからないので、学校の勉強だけできるという環境には置きたくないと思っています。
世の中にない新しいものを作っていけるような発想力や根性を身につけて欲しいと思っているので、まずはスポーツを通じて協調性と社会性を。
独創性を育てる方法については考え中です。
またこれからの数年で社会の動きがどんどん変わっていくと思うので、今流行りの習い事に飛びつくというより、時代の先をいくものがあれば挑戦させてあげたいと思います。
あとは、交換留学などがあれば金銭面が許す限り、本人が望めば、積極的に背中を押してあげたいと思います。
日本で活躍してほしいというより、世界まで視野を広げて物事を捉えていけるような柔軟性を身につけていって欲しいと思っているので、英語は必須かなとは思います。
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